人々
七尾市に移住したみなさまの声をご紹介します。
移住者インタビュー
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森野和彬さん / 地域の暮らしと文化を次世代につなぎたい
妻と8歳の娘、5歳の息子との4人家族です。東京の設計事務所で歴史的な建物や文化財修復の仕事をしながら、4年前に拠点を七尾市に移しました。今、地域での人口減少や空き家増加とともに、地域の文化や暮らしも薄れつつあります。そのため、私は建築を通して、地域に残る民家の価値を伝えていきたいと思っています。古民家は、冷暖房をいくら使っても効かない現状がありますが、古い建物の良さをいかしながら、省エネで心地よい住まいに改修することで、次世代に繋いでいくことができるとも考えており、今でも古民家に暮らし、身の回りの自然と共に当たり前に生活を営んでいるこの能登でこの仕事を始めることにしました。人とかかわることで、移住に前向きになれたり、自分に合っていないと気づいたりします。地元の方々の雰囲気が自分や家族と合っているかを知ることはとても重要ですから、移住者と地域を繋ぐ役割が必要です。自分もそういった役割を担えたらと思っています。
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大森幸太郎さん / コンサルタント業から七尾市へ移住し、農業で独立
金沢市出身、妻と一男一女の4人家族です。高校を卒業後、進学をきっかけに関東に移り、10年間、東京と神奈川県に住んでいました。サラリーマンとして、経営コンサルタントの仕事をしていましたが、以前から興味のあった農業を若いうちから始めることを考え、農業をするために28歳のときに曾祖父の家のあった七尾市に移住しました。七尾市は地域とのつながりが強いと思います。七尾に来て、地元の祭りの若い衆や消防団に入り、近所とのつながりはすぐにできました。また、七尾市は子育てしやすいところだと思います。保育園には待機することなく入れますし、近くには海も山もあり、公園が多くて、遊びに行ける環境は整っています。七尾市に移住する方の多くは、私のように何らかの縁があるケースがほとんどですが、なかには、ロケーションが気に入って来られる方もいます。移住は思い切った決断ですが、来てみたら何とかなるものですから、迷わずお越しください!
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岡田翔子さん / 子育てをしながら宿泊施設をオープン。地元とかかわり合いながら、七尾に貢献したい
七尾市出身の夫と福岡の大学で出会い、結婚を機に福岡県から七尾市に移住しました。3歳の子どもと3人家族です。現在は一級建築士の夫とインテリアコーディネーターの私と2人で建築事務所を経営しています。七尾市では近年子育て支援が手厚くなってきていて、現在通っているこども園には広い園庭もあり、息子もとてものびのびと過ごしている様子です。七尾市は都会の良いところを知ったうえで、自分はのんびりとした暮らしが好みだなと思う方。また、オンラインでも仕事ができる方には特にお勧めしたいです。田舎暮らし初心者でも、自然を感じながら生活したいと考える方にはとてもちょうど良い町です。まずは足を踏み入れてください。来ていただけたら、きっと何とかなりますよ!